2021年 03月15日(月) 移動平均線集中チャートの負けトレード
チャートを見ていると、移動平均線が集まってきて、その集まって束になったような
ラインを上に抜けたり下に抜けたり・・・と云ったようなことを繰返している場面に
遭遇する事があると思います。
これは
値動きが一気に動き出す前触れとも云うべき膠着状態だという事が知られています。
ボクは、青線(60分移動平均線)と黄緑線(15分移動平均線)の距離が近い事、
青線を下抜けるほうが大変である事、リスクリワードが最低でも1:2になる事、
から黄緑線の部分から「買い」注文を入れました。
結果として、青線を一気に下抜けし、一時的なものだろうと更に「買い」足した
お陰で、25kの損益となりました。
しかし、エントリーした根拠という点を考えると間違っているとは思えない
(結果的に下降したが、同じような場面で上昇する事だってある)。
――では、
こういうチャートを見た時、いつの時点で上昇なのか下降なのかを判断できるか?
GBP(英ポンド)の各通貨ペアの様子を調べてみたのですが、
ちょうど青線を下に突き抜けた同時刻くらいに
(それまでポンド高が続いていたのに)突如ポンド安に転じている。
これは終わった後に見てるから、結果的に、ポンド安になっているのが判るので
あって、今回のケースではリアルタイムでは結局のところ判らない。
結局は、移動平均線集中の膠着状態からどっちに抜けるかの判別の目安は、
移動平均線の束を勢いよく抜けた時その5分足が確定するまで判らない、という
事でしょうか。
ちなみに、この5分チャートを15分チャートで見てみると、
膠着状態(横ばい)で推移したと思っていた値動きは微妙に上昇を続けており、
ボクが「買い」を入れた部分は、(いわゆる)必勝パターンで下落する前座
だったようです。注文を入れる前に上位足はチェックしたほうが良いですね。
おなじみ、今週(3月15日~3月19日)のデモトレード(練習)結果。
今回は自動注文を何度か試したりしているので、それを差引くとプラマイゼロくらい
だと思います(汗)。